行・列操作

Excelで扱える最大行数と最大列数（列名）をVBAで取得するにはRowプロパティ、Columnプロパティを利用して取得できます。列については数字での取得となるため、列名（アルファベット）表示に変換しています。変換にはAddressプロパティとSplit関数を利用しています。

VBAで入力値に合わせた高さ、幅に行と列を自動調整させるにはRowsプロパティ、ColumnsプロパティのAutoFitメソッドを利用して設定することができます。自動調整でもセルに設定できる行／列の最大値を超えるを文字が入力された場合はその最大値までしか自動調整されません。

VBAで行の高さを設定するには、RowHeightプロパティを利用して対象セルの高さをポイントで設定します。行の高さを範囲で設定した場合は各行の高さが指定した高さになります。列幅も同様にColumnWidthプロパティを利用して設定します。

VBAで利用されている最終列を取得するにはEndプロパティの利用とSpecialCellsメソッド、UsedRangeプロパティの利用する方法があります。Endプロパティでは指定したセルを起点に、SpecialCellsメソッドとUsedRangeプロパティはシート全体の中で利用されている最終列を取得できます。

VBAで利用されている最終行を取得するにはEndプロパティの利用とSpecialCellsメソッド、UsedRangeプロパティの利用する方法があります。Endプロパティでは指定したセルを起点に、SpecialCellsメソッドとUsedRangeプロパティはシート全体の中で利用されている最終行を取得できます。

シートの行の表示／非表示を操作するにはRowsプロパティもしくはEntireRowプロパティのHiddenプロパティ、列の場合はColumnsプロパティもしくはEntireColumnプロパティのHidden プロパティ利用して指定した行・列の表示、非表示を設定することができます。

VBAで指定した位置に行や列に挿入するにはRows、Columns、RangeオブジェクトのInsertメソッド、削除にはDeleteメソッドを利用します。挿入、削除には複数行、複数列をまとめて挿入、削除することができます。